キャンパス日記

キャンパス日記 - 2011年度

2011年7月21日
「あかり」のお店を作ろう!

名称 公開授業 生活造形学科 3年「グラフィック・プロダクトデザインI」
期日 2011年7月16日(土)
場所 新宿副都心キャンパス A162実習室

この照明器具のデザインの授業は、3年時のはじめてのプロダクトデザイン演習としてものづくり基礎を学ぶ課題です。
「あかりのお店(ショップ)をつくる」という想定で、ショップのコンセプトプランをグループ単位で、その後、各自でコンセプトに沿った照明器具のデザインを検討し、デザインモデルを作成します。
全体の課題を通して、グループで企画し考えること(コミュニケーション能力)、各自でデザインすること(デザインプロセスの基礎)、発表すること(プレゼンテーション能力)をのばせるように課題を企画しています。
デザインのプロセスの中では、各自で「あかりの実験」を行います。光源(電球)とシェード(かさ)の素材の組み合わせによって、様々な効果が現れることを学生達は体験し、そこから答えを導きだします。
立体のデザインモデルを製作するのははじめてという学生も多い中、自分の考えたコンセプトとデザインを具体化するために素材や加工方法などを同時に学んでいきます。デザインの答えはひとつではなく、試行錯誤する中からよりよい答えを求めていく作業です。今年も最終プレゼンテーションには、彼女達の感性から生まれた、既存の市場にはない新しい提案が多く見受けられました。一連のプロセスで学んだことを、今後も生かしてもらえれば幸いです。

平川 真紀(プロダクトデザイナー/本学非常勤講師)

在校生 アラス ラトリ カラ

所属 生活造形学科 グラフィック・プロダクトデザインコース 3年

初めてグラプロの授業で照明の課題のことを知ったときにものすごく盛り上がりました。私は6つのテーマの中でARTIFICIALのテーマを選びました。

ARTIFICIALは自然ではないモノ、人間に作られたモノという意味を持っているので、宇宙や未来をイメージしました。グループワークでイメージパネルを作り、みんなと楽しいブレーンストーミングをして良いアイディアがたくさん出てきました。最初はどうやって作るのか全然わからず技術がないと出来ないと思っていました。しかし先生の指導で一から勉強してデザインモデルを何個も作りやっと成功させました。先生の言われていたように実験はすごく大事なことだとわかりました。
一番面白いのはプレゼンのときに他のグループの作品を見てプレゼンを聞いて納得させられることです。留学生として他の人の発想やコンセプト、プレゼンの仕方など、勉強になりました。他の人の作品の紹介もやりましたが、他の人の作品をプレゼンすることは責任があるのでかえって自分の作品のプレゼンより上手くできました。この課題を通じてモノ作りのことを少しわかるようになって楽しかったです。

在校生 野澤 いづみ

所属 生活造形学科 グラフィック・プロダクトデザインコース 3年

私は、FAN&JOYチームのコンセプト、「カラフルで楽しい」というキーワードから子どもの頃によく遊んだ積み木を思い出し、積み木をモチーフにした照明を製作しました。

アクリル板を使用したのですが、アクリルの加工は初めてだったので難しかったです。けれども、完成してみるとカラフルな光が広がり、想像していたよりも楽しく、ファンタジックな感じになったので本当に良かったです。この照明を使って、子どもには様々な色の組み合わせを楽しんでほしいのと、大人は積み木で遊んだ子どもの頃のワクワクした気持ちを思い出してほしいです。

在校生 神名 真由子

所属 生活造形学科 グラフィック・プロダクトデザインコース 3年

私はグループのテーマである「自然」から、「水」をテーマにし、水の泡立ちをイメージしたSPARKLEという照明をデザインしました。
今回一番苦労したのはシェードに穴をひとつひとつあけていくことです。

自分の思っている泡立ちを表現するために、様々なパターンのシェードを作り、最終的には穴をミリ単位で調節していきました。
また、ラフモデルからフロアランプの形にしていく中で、問題が起きたり新しい発見があったりして、本当に形にしてみないとわからないことはたくさんあるなと思いました。
色々と大変な思いもしましたが最後には、頭の中で考えているだけでは想像もできなかった明かりができて、自分でも驚きました。今回の課題で体験し、得たものをこれからに活かしていきたいです。


幻想的な光に包まれて


プレゼンテーション風景


会場は多くの見学者でいっぱいでした


アラスさんの作品「BATTLE STAR」


野澤さんの作品「PRAY」


神名さんの作品「SPARKLE」